SRRV申請時に必要となる申請費は1,400USドル(扶養者一人につき300ドル加算)。さらに年会費の前払い分が360USドル。
合わせて最低でも20万円弱のUSドル現金が必要になります。
申請に必要なUSドルの現金は、あらかじめ日本で両替してフィリピンに持ち込むのがお得で安全。ここではお得な両替方法について解説していきます。
正確にはフィリピンペソでも支払い可能ですが、最高額紙幣が1,000ペソ(約2千円)と少額なので、支払い時に膨大な札束が必要になります。
これを現地ATMで何回にも分けて引き出すのも大変だし、現実的にはドルで支払うのが一般的かと思います。
日本でUSドルの現金を調達
・空港
・市内の銀行
・外貨両替ショップ
・質屋や金券ショップ
日本円からUSドルへの両替は、ご存知の通りどこでも可能です。
空港に行けば両替所なんて山ほどあるし、市内の銀行でも大きな支店なら外貨両替を扱っています。大きい駅の近くには、トラベレックスなど外貨両替専門のお店もありますよね。
上記のような場所でのレートはどこも似たようなもの。銀行や場所ごとに細かいレートの違いがあったりしますが、30万円両替したってその差はきっと千円以下。対した違いにはなりません。
だけど質屋や金券ショップを利用すれば話は別。普通の両替所よりもかなりお得なレートでUSドルが手に入ります。
レートを比べる
例えば2019年6月7日、日本円からUSドルに両替する場合のレートを比べてみます。
みずほ銀行 | 111.53 |
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トラベレックス | 111.26 |
大阪の金券ショップ | 110.30 |
この圧倒的な違いがわかりますか?
外貨両替専門ショップのトラベレックスは、みずほ銀行より0.3円ほどお得なレート。
だけど金券ショップならトラベレックスよりさらに1円もレートが安いんです。
例えばこの日のレートで3,000ドルのUSドルを購入する場合、トラベレックスなら333,780円かかるところ、金券ショップなら330,900円で済むんです。
3千円の違いをどう見るかは人それぞれですが、美味しいランチ2~3回分が浮くと考えればけっこう大きいですよね。
金券ショップで両替するときの注意点
お得なレートで両替できる金券ショップですが、利用時にはちょっとした注意点もあります。
事前に電話で確認しておくこと
金券ショップは規模が小さい店がほとんど。そのためUSドル紙幣の在庫があるかどうか、事前に電話で確認しておく必要があります。
たとえ金額が十分でも、少額紙幣しかない場合は困ります。現地での支払いの手間を考えると、できればすべて100ドル紙幣で用意したいところ。
SRRV申請のために用意するドル現金は2,000ドル、3,000ドルというけっこうな大金なので、事前に電話でレートなども聞いておくと安心ですよね。
店構えがちょっと怪しい
私が両替に利用したのは、大阪駅前第3ビル内にある金券ショップ。
これは大阪だけなのかもしれませんが、金券ショップって若干アングラな雰囲気がありませんか?
受付のお姉さんはすごくケバいキャバ嬢風だし、店の飾りつけもゴテゴテして下品。銀行や外貨両替専門店のような安心感はありません。
日本のお店なので実際には怖いことはありませんが、不慣れな人だとびっくりしてしまう可能性があります。怖い場合はトラベレックスに行きましょう。
高額を両替する際にはきちんと紙幣の数を数えるのも大切。お店の人の前で慎重に数えましょう。
金券ショップもアリだと思います
普通の両替所に比べると若干面倒な金券ショップですが、圧倒的なレート差はやっぱり魅力が大きいですよね。
金券ショップが近くにある人はぜひ試してみてください。